AGAに対する対処としては自分で育毛剤やサプリメント、育毛シャンプーなどを使ってする自己対処と、近所の皮膚科など一般病院で治療を受ける方法、そしてAGA専門クリニックなど頭髪専門の医療機関で治療を受ける方法の3つがあります。
本気で治療して毛量を回復させたいならば専門クリニックが断然おすすめですが、今回はこの薄毛専門クリニックのメリットやデメリットについて見ていきます。
専門クリニックのメリットは?
同じ病院でも一般の皮膚科などでは効果的な治療を受けることは期待できません。
というのも一般の皮膚科医は頭皮の皮膚病などの治療は行うものの、人の生死や体調に関係しない薄毛というものは積極的に治療してくれません。
興味もないのでAGA治療そのものを行わない医者もいます。
受け付けてくれても十分な検査やカウンセリングをせずに基本薬であるフィナステリド製剤の処方だけしかしてくれないところがほとんどです。
一方専門クリニックは頭髪の悩みを専門に扱う機関ですので、海外の最新の知見を取り入れ、また日々の臨床経験を治療にフィードバックして現在の日本で最も有効な治療を受けることができます。
経験豊富な医師が実際に患者さんの状態を確認しますので画一的なものではなくオーダーメイドで最良の選択治療を受けることができます。
当然、医学的な「治療」によって効果の薄い市販の育毛剤やサプリメントなどによる自己対処とは比較にならない改善を目指すことができます。
専門クリニックのデメリットは?
これは一般の皮膚科などでも同じですが、AGAの治療に用いられる治療薬は保険が効きません。
ごくごく基本的な薬剤の投与だけでも一回(一か月分)5,6千円~の出費になります。
最低でも半年は投薬を続けないと効果が目に見えてこないので、その分の費用が必要になります。
また専門クリニックは通院の面で不利があります。
一般皮膚科などの医療機関は街中に多く点在していますが、専門クリニックは都市部の駅前などにしか開院していません。
出勤の途中に寄れるなどの方は良いですが、そうでない方は定期的に通うということにストレスを覚えるかもしれませんね。
普段は近所の薬局で育毛剤を買って済ましている方などは特にそうかもしれません。
ただ通院の便については考え方に個人差はあるかもしれませんが、治療の効果がダントツに良いということを考えると、金銭的には必ずしも不利ではありません。
効果の出ない市販の育毛剤にダラダラお金を使うよりも、一気に毛量を回復できる治療にお金をかけた方が納得できるのではないでしょうか。